この時がいつまで

f:id:maana628:20200104181955j:plain

昨日作っておいたバターロール、今朝お届けしました。

その後、コーヒー豆がそろそろなくなるので、何時も買うお店に行ってみたら本日はまだお正月休み中のようでした。

そっか・・、豆もそうだけど、美味しいコーヒーが飲みたい気分満々だったので、こんどう珈琲へ寄ってみました。開いていてよかった。

f:id:maana628:20200105133041j:plain

混んでいる時間なので、おひとり様はカウンターへ案内されます。

お店の厨房を向く形ではなく、逆にそちらには背中を向けて目の前に壁があるような形です。目をずっと上方にやると窓の外がこんな風なのです。

一番左の端、一人で新聞を広げて寛ぐのには案外この席もいいかもと思えます。

背中では、マスターと常連客らしい人との新年のあいさつなどが聞こえてきます。

ドアが開いてはお客さんが入ってきて、席を案内されている様子も見えないけど背中で感じます。

いつの間にか、読んでる記事に集中していて時が流れていて、コーヒーもそろそろなくなっています。

外は風が冷たい。

車を走らせ家へと向かう道すがら、この今の時間に心が満たされ過ぎて、なんだか怖いような気さへしてきました。この瞬間、この時はいい。けど。

だけど、この瞬間この時はいつまで続くのだろう、と言う不安。

車を運転できなくなると、こんなことはもう出来ないよね。時間はあるけど体力も、お金も今以上のことは期待できないし。ま、先のことを思い悩んでもどうしようもないことだし。

なんか、明るい材料がいるかもね、今の自分には。

男はつらいよ お帰り 寅さん」、昨日邦ちゃんと観に行きました。

山田洋二監督は、時の流れをそのまま受け止めているのだろうか。

想いが詰まって、まだ感想をまとめられません。

時間があるから、ゆっくりと考えながら寝ます。