旧友と電話
予報通りの雨の一日だった。
洗濯物がぶら下がっている部屋で書いている。
この前ラインしたけど既読にもならなくて、どうしてるのかなぁと思っていた旧友から着信があった。「メールはあかんわ。電話しようと思っててん」
などと言う。同い年だけど、夫々に色々な変化のあることは否めないわね。証券会社で働いていた彼女と、堺筋本町からの帰りに上六あたりでよく会っていた。
今、ふとそんなこと思い出したけれど、思い出っていいものだな。ほんと急に、あの春の日のスカートの色や、彼女の横顔が浮かんできてしようがない。なんだか遠いところまで来たのかしらね。
電話ではそんな感傷的なことは一切なく、彼女の孫の世話のことや、あちこち身体が言うことをきかなくなってきていることや。取り留めもなく日々の話をして、「ほな、またな。ありがとうな」つい最近も話してたような気がするものの、一年振りだ。またね、の感覚がと言うか間隔が長いわね。
昨日焼いたグラハム食パン。プチプチして美味しい。山形に焼く方が好きだろうから、山形にした。この方がオープンサンドには絶対美味しい、と言うもんね。
あ、わたし
いびつね
あなたは光
わたしをちゃんと捉えて
陰で教えてくれる