空を見上げる

　午後１時の待ち合わせにはまだ少し時間があったので、広い駐車場で空を見上げることが出来た。小春日和続きで、冬が来ることを忘れてしまいそうです。だだっ広い駐車場から限りなくだだっ広い空に見惚れていました。飛行機雲がのんびり横たわって、気持ちよさげに背を伸ばしています。葉を落とした樹たちとは気の置けない友なのかもしれません。水色の中で溶け合っているようです。

　その空の下に目を転じれば、椿の花が挨拶してくれています。椿と言うか、山茶花かな。長い垣根いっぱいに咲き誇っています。季節が巡って、ただ咲いている花。水色の空を見て何か話しかけているのかな。地球上にいる強そうで弱そうな人間のことも、見ていてくれるのかな。世界中の人間があたふた、じたばたしていることを、そっと見ていてくれるのかな。

　自然の中の、あるがままの大らかさや静かさ。そういうものが今はほしいと思う。自分が自分に疲れてどうするのよ。なんて思っていたら、待ち合わせの時間に。

　約束の時間通りにやって来た彼女とゆっくりお喋りタイムを過ごしました。何事も受け止め方がソフトで優しい彼女と話していると、自然に穏やかな気持ちになっていく。自然と素直に口角が上がり、今日もまた幸せホルモンがたっぷり分泌されたことと思われます。ありがたき、語らいの時間なり。そして、彼女に感謝。

畑からキッチンへようこそ、ブロッコリーくんです。またせっせと消費しなくちゃね。ブロッコリーくん、何に変身したいかなぁ・・。これと一緒にチンゲン菜もドーンと付いてきたし( ;∀;)　せっせと調理にはげみましょう。それが目下のわたしのシゴト。家事には定年退職はないもんね。