朝焼けと三日月
昨日の夜は、頑張っていつもより早く寝ることにした。翌朝は早朝から京都に行く予定だったから。天気は悪くないにしても、気温がとても低くて京都の底冷えを知っているだけに、あまり乗り気ではなかったのだ。昨夜、長男に京都に行くことを伝えると「えっ、行くの!?」と怪訝そうに返された言葉が引っ掛かっていた。コロナ禍ひんしゅくを買ったように感じた。
今朝は、邦ちゃんが予定していた出発時間に間に合うようにちゃんとタイマーをかけて起きた。リビングに二人顔を会わせたときに、二人とも長男の言葉とメディアからの影響もあって、「行くのは、やっぱり止めようか」と決めた。
窓の外を見ると東の空、朝焼けがきれいに見えた。「ねぇ、朝焼け見に外行こう」と、コートを引っ掛けて家の外に出てすぐ近くの公園へ行った。
緩い坂道を歩きながら見た空に、ぽっかり三日月が浮かんでいた。
夜明け前、朝焼けの空と三日月。
外の温度は1℃ぐらいだったかな、寒かったけれど清々しい気持ちで歩いた。ほんの少しの散歩で退散。ぽっかり空いた朝時間、パンで朝食の後、「コーヒーでも淹れようか」
その後、邦ちゃんは一人でスーパーに行って、週末の料理になる魚を買って来てくれた。「お昼はどっか食べに行こうか」と、二人とも何となく京都行がなくなったのでか、プチ贅沢したい気分は同じだったようだ。わたしも即、同意していた。「久し振りに美味しい寿司食べたね」お腹を満たすと幸福になる似た者同士だ。
昨日焼いた金時豆ぱん。京都に持って行こうと思って焼いた。寒い時季車に乗ると、こういう食糧があると安心なので。